Work / Creative practice

AI Ambient Works

まだ存在しない場所と、まだ存在しない楽器をつくる。単発promptではなく、世界や楽器の「正本」をRepositoryに持ち、人間とAIで同じ創作世界を長期的に育てる実験です。

映像を作る前に、世界を書く

環境映像を一枚ずつ思いつきで生成するのではなく、World Bibleに場所、空気、時間、音、質感、変えてよいもの・変えないものを書きます。 個別作品は、その世界設定から派生させます。

これにより、毎回ゼロからpromptを考えるのではなく、同じ世界の別の時間、別の天候、別の視点として作品を増やせます。

音を出す前に、楽器を書く

Imaginary Instrumentsでは、架空の楽器を見た目だけで終わらせません。 Instrument Bibleに外形、操作方法、音、回路、信号処理、可視化方針を書き、シミュレーション音やデモ映像まで一体で設計します。

最初の試作では、ひぐらしの鳴き声のような質感を発振器、ノイズ、エンベロープ、フィルタ、共鳴、残響から組み立てる「Higurashi Resonator」を設計しています。

Creative Repository Context

創作でも問題は同じです。チャットが変わるたびに世界観、質感、楽器の構造を説明し直すと、作品の連続性が失われます。

Creative Repository Contextでは、World Bible、Instrument Bible、作品仕様、生成ログ、判断、改善履歴をRepositoryへ戻し、別セッションでも同じ創作世界へ戻れるようにします。

二つの制作系統

Nonexistent Places

実在する観光地の再現ではなく、地図には存在しないのに、以前訪れたことがあるように感じる場所を、映像・環境音・短い言葉からつくります。

Imaginary Instruments

存在しない楽器を、外形・操作・回路・音・可視化・デモまで含めて「本当に鳴るはずの装置」として設計します。

このCaseで示していること

  • 単発promptから、継続する創作世界へ移る
  • 文章、画像、映像、音、回路を同じContextで横断する
  • 生成結果だけでなく、制作判断と改善履歴を残す
  • AIセッションが変わっても同じ作品世界を再開する
現在は制作・公開準備を継続中です。

公開可能な作品、図版、Creative Repository Contextのサンプルを整えながら、このCaseページも更新します。